知り合いに、かれこれ17〜8年の付き合いになるライターがいる。
私がゲーム業界に入った当初に彼はシナリオを担当しており、末席ながら一緒に組んで仕事をしたり、彼が友人と主催する小説同人誌にも何度か挿絵を描かせてもらった。
ここのところ仕事としてのライター業からは遠ざかっているようだが、今現在でも同人を含め創作活動は意欲的に続けている。
創作の場として彼は自身のHPを立ち上げ、主にSF・ファンタジー小説を中心に次々と作品を創作、展示している。
最後に会ったのはもう5年ほど前になるが、最近電話で話したおり、「HPの閲覧カウンターはそれなりに回ってるしBBSにもちょこちょこ書き込みはある。だけど肝心な作品に関する感想とかが全然ないんだよ」と愚痴をこぼしていたので、「じゃあ俺がどれか一つ読んで、感想をBBSに書き込んでやるよ」と約束をした。
で、早速次の日に短めのやつを一編読ませてもらい、今さら彼に対して気を使う間柄でもないので、感じたままを素直に書き込んだ。結構辛口で……
それに対する彼の反応は、「批評は嬉しいが、できればもっと具体的に」というものだった。
確かに私が書き込んだものは作品の「印象」の域をでていなかったが、しかし「辛口」批評を書いた手前、なるほどこのままでは批判するだけなら誰でもできると思われるのも心外だ。
彼の欠点(クセ)はよく知っているので、新たにいくつか気になったところを具体例を挙げて書き込んだ。
それに対する彼の反応は、「これらの指摘に間違いがあるとは思わないが、別の意見、異なる考えはある」というものだった。
まぁ、予想通りのお答え。
「その《別の意見、異なる考え》が失敗してるから別のアプローチもあると言ってんだよっ!!」
とはさすがに書き込めませんでした(笑)

